【ひきふね図書館】児童館職員向けに「子どもの読書に関する講座」を実施しました

掲載日
2021年12月20日
 墨田区立図書館では、「墨田区子ども読書活動推進計画(第4次)」に基づき、子どもの発達段階に応じて、読書活動を推進する事業を展開しています。
 この取組の一環として、子どもが過ごす身近な場所である児童館での読書活動を支援するため、ひきふね図書館では児童館の職員向けに「子どもの読書に関する講座」を実施しました。JPIC読書アドバイザーの児玉ひろ美先生を講師にお招きし、乳幼児向け及び小学生向けと内容を分けて、それぞれ年齢や学年に応じた本の選び方や読み聞かせの方法をお話しいただきました。

開催概要

講師

JPIC読書アドバイザー 児玉 ひろ美 氏

日時・内容

【小学生向け】令和3年11月18日(木)午前9時半~11時半
       読み聞かせの基礎や、学年に応じた本の選び方、子どもと本をつなぐ方法などを学ぶ。

【乳幼児向け】令和3年11月18日(木)午後1時~3時
       絵本の読み聞かせの基礎や、年齢に応じた本の選び方などを学ぶ。

場所

ひきふね図書館(墨田区京島1-35-6)

対象

児童館において乳幼児または小学生向け事業を担当されている方                                                                                                                                          

受講した職員からの感想

小学生向け

  • 読む前の環境づくりや、読む際の工夫・技術など、多くの学びがありました。現場でも活用していきたいと思います。
  • 本選びの新しい指針を得ることができました。今後のレファレンスやおはなし会に活かしたいと思います。
  • 実践的に活用できる絵本を紹介していただき、特に科学の絵本はとても興味深く、今回の研修をきっかけとして子どもたちに紹介していきたいなと思いました。
  • 年齢に合った本があり成長に合った本を読み聞かせることが大切だとわかりました。さらに、発達段階で絵本を選ぶだけではなく、目の前の子どもに合わせて絵本を選ぶことが大切だと学びました。

乳幼児向け

  • “親子の幸せなひととき”=読み聞かせということを少しでも広めていけたらいいなと思います。
  • 年齢に合った絵本の選び方や、親子との関わりや声かけを学ぶことができました。手遊びの絵本は子どもが興味をもってくれそうなので、読み聞かせしたいと思います。
  • わらべうた・あそびうた絵本をもっと活用してみたいと思います。職員同士でも選書等に活かしていきたいと思います。
  • 「読まなきゃ」という思いではなく、読んで乳幼児さんとのコミュニケーションをとるということを意識していこうと思いました。