「もったいない」は、ものをたいせつにしないですててしまったり、むだにしてしまったりするときにつかわれることば。ことばのなかには、つくってくれたひとへのかんしゃのきもちやものをたいせつにするきもちもこめられています。「もったいない」のこころを、もったいないばあさんがたのしくおしえてくれるいっさつです。
 

　せかいには、いったいどんなひとたちがくらしているのかな？
　からだつきやきているもの、すんでいるいえ、はなすことば、かんがえていること、ひとりひとりちがいます。なんでもぜんぶおなじひとはいません。あなたもわたしもとくべつなひとり、そうおもうとなんだかすてきでしょ？

　しずかなところにちいさいおうちがたっていました。ながいあいだ、ちいさいおうちはおかのうえでしあわせにくらしていましたが、いつしか「まちにすんでみたい」とおもうようになりました。
　やがておうちのまえにどうろができ、まわりにはたかいたてものがたち、にぎやかなまちになると…。

　チンアナゴって、ちょっとへん。ヘビなの？　ミミズなの？　いったいどんないきものなのでしょう。
　ごはんをたべているところ、ケンカをしているところなど、しゃしんでしょうかいしながらチンアナゴのなぞにせまります。
 

　「あまいあまいかぶになれ。おおきなおおきなかぶになれ。」おじいさんのこえかけのとおり、りっぱなかぶがそだちました。「うんとこしょどっこいしょ」とおじいさんがかぶをぬこうとすると、ひとりのちからではびくともしません。そこでおじいさんは、おばあさんやむすめたちとちからをあわせてかぶをぬこうとします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　ぼくは、うちゅうひこうし。３つのめでまえもうしろもいちどにみえるひとのほしにつくと、「うしろがみえないなんてかわいそう」といわれます。みえかたがちがうだけなのに、みんなすごくきをつかってくれてヘンなきもちになりました。
　「あたりまえ」ってなんだろう？　みんなとちがうって、かわいそうなことなのかな？
 

　バケツからとびだしたみずのしずくは、ながいたびへしゅっぱつします。おひさまにてらされたしずくはそらへ、くものうえでたのしんでいたら、こんどはあめになってちじょうへ。
　しずくはじょうきになったり、こおりになったり、だいぼうけん。すがたをかえるみずのふしぎを、「しずく」とともにたいけんしましょう。
 

　ひつじのせわをするおとこのこ・ペレが、おとなのきょうりょくで、あおいふくをてにいれるまでのたのしいおはなしです。ひつじのけをじぶんでかりとったあと、すき・つむぎ・おり・そめ・したてのさぎょうをきんじょのひとたちにたのみ、ペレはそのおれいにみんなのしごとをてつだいます。
 

　わたしたちがまいにちせいかつしているちきゅう。みんなのおもいやりやこころがけ、くらしかたがちきゅうをげんきにすることにつながります。
　ものをたいせつにする、しげんをむだにしないなど、みらいのくらしをまもるため、ちきゅうをたいせつにするヒントがまんさいです。
 

　ねえ、しってる？　イギリスのいぬは、「バウワウ、バウワウ」ってなくんだって。でも、にほんのいぬは、「ワンワン」ってなくよね。かえる、あひる、にわとり、おなじどうぶつでもせかいじゅうでなきごえのいいかたがちがうんだって。でも、うしはどこにいっても…？