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2023年4月 生命倫理のレッスン-人体改造はどこまで許されるのか?-

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生命倫理のレッスン-人体改造はどこまで許されるのか?-

小林亜津子/著
筑摩書房/2022.6


生命倫理というと安楽死、尊厳死、脳死、体外受精、代理出産など「いのち」に関することをイメージする人が多いと思いますが、この本では、人体改造としての生命倫理「美容整形」、「ドーピング」、「スマートドラッグ」について書かれています。
皆さんは、この3点についてどう思いますか?
《美容整形》
 個人の自由だと思う、私も「美容整形」でキレイになりたい。
《ドーピング》
 副作用が無ければ使いたい、もっといい記録を出したい。
《スマートドラッグ》
 勉強の効率があがるなら使ってみたい。
と思うことはありますか?
どれも「個人の自由」だと思いますか?
「個人の自由」とは言えない問題が隠れているようです。
人体改造の生命倫理について考えてみませんか?