みなさんは「古事記」にふれた事はありますか。
興味を持っても、難しいイメージからつい遠のいてしまうこともあるかもしれません。
本書は、上・中・下巻3部構成の古事記のうち、日本の始まり物語である上巻をライトノベル風に新訳しています。
国生みから始まり、神話の代表「天の岩屋戸開き」「ヤマタノオロチ」「因幡の白兎」そして天孫降臨までが描かれています。
カラーイラストで各章ごとの名場面紹介もあり、視覚から本文に入れるので物語の背景がわかり易く、また「わかりやすい神様の系図」も読み進める助けになってくれます。
各章の終わりに「ダイジェスト漫画」が掲載されているので難しく感じられた所も、振り返りが出来て「古事記」初心者に特におすすめです。
日本の神様と出会ってみませんか。